ナガオカデンタルクリニック監修
伊豆・静岡県東部 歯の情報局
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「しゃべりにくい」「違和感がある」「笑えない」「お年寄りっぽい」入れ歯を使用している多くの皆様が不満に思っている感想です。歯を失った時の不安や悩みは深刻です。そして、「歯を失ったことで、他にも失ったもの」があります。それは、普通の出来事、すなわち「ライフスタイル」です。歯があった時は、家族と同じ食事が出来た。固い物でもバリバリ食べれた。おしゃべりも上手に出来た。人前で大きく口を開けて笑う事が出来た。力仕事をする時、奥歯で噛みしめて踏んばりがきいた、等。歯があった時には、あたり前だったことが、歯を失うことによって「出来なくなってしまった」のです。歯を失ったり、入れ歯を使用する事によって、多くの皆様が不自由な想いをされていると思いますが、実は、その悩みはインプラント治療で解決する事が出来るのです。インプラントとは「第二の永久歯」と言われ、自分の歯と同じように「シャキシャキ」とおいしくリンゴをかじったり、「ボリボリ」とたくわんを食べる事も可能になるのです。取り外しの必要性がないので、大きな口を開けても外れる心配もありません。
保険治療 ~歯を失った時~
① 入れ歯の場合
入れ歯の場合、バネをかけている歯に過剰に負担が掛ってグラグラになり、もたなくなるとその都度抜歯して1本前の歯にバネをかける新しい入れ歯を作り直しの日々でした。そして奥歯が全部無くなると、入れ歯は柔らかい歯茎で支える為、噛むたびにしずみ込み、又、前歯は斜めにはえている為、奥歯があった時よりも深く噛み込んでしまい、上の前歯が前に出ていっきに弱り短期間で抜歯になり総入れ歯になっていくのです。そして、入れ歯を入れていると一年に0.5ミリずつ骨が痩せて行くので、入れ歯が合わなくなり何年かに一度新しい入れ歯を作り続ける事になるのです。
② ブリッジの場合
全部歯が繋がっている為、糸ようじが使えなかったり、歯がない部分の底が磨けない為、土台になる歯がむし歯になったり、口臭の原因になったりしていました。又、セラミックで作ったブリッジに比べて、保険治療で作るブリッジの場合、精密さにかける為、ブリッジの50%がだめになる年数が7年半と云われています。神経の無い歯を土台にした場合は、栄養分が行き渡っていない為、歯自体が乾燥していて過重負担になると割れてしまい抜歯になるケースがあります。多くの歯を支えているブリッジがダメになりやすいのはこの為です。
③ 何もせず放置した場合
入れ歯は大きく異物感がある為、三年で30%の人が、五年で50%の人が使用しなくなり、そのまま放置してしまうと云われています。ただし、何もしないと本来は、咬み合っていただろう歯が抜けてきたり、隣の歯が傾いてきたりします。ひどい人になると咬みあわせがグチャグチャになり残った歯のせいでスペースがなくなり、入れ歯も入れられない状態になる事もあります。
インプラントは自分の歯に最も近い咬み心地の治療法で一番のお勧めですが、歯を失った時日本の場合問診票や問診で全ての歯を保険内で治したいと意思表示した瞬間から、厚生労働省の役人が作った保険のルールに沿って治療を行うため、保険のメニューに載っていないインプラントを詳しくお知らせすらしないのが現状です。他の歯に固定源を持たせる治療法は過重負担になり支える歯を弱らせる負の連鎖の始まりなのです。最初に1本歯を失った時にインプラントを選択していれば今後歯を失う被害を最小限に済ませることが出来るのです。
また高齢化により部分入れ歯の誤飲による窒息や消化管の損傷・穿孔が問題になっています。飲み込んだ場合多くの場合外科処置で摘出する事になります。高齢者だからと言ってインプラント手術を避けるよりも、やらないことによる部分義歯の誤飲のリスクを避けるほうが良いとも言えます。最近では終活の事を考え、最後に看取られるときに義歯を外されたご自分の顔の事を心配されて、インプラントを希望される患者さんからのご相談もあります。
問診・視診で皆様のお悩みを相談いたします。
検査器具やレントゲン、CTで、歯やあごの骨の状態を調べます。
歯やあごの骨など、お口がどんな状態なのかをご説明し、治療計画をご案内します。
インプラント治療の妨げになる病気の治療を行います。
インプラントをあごの骨に埋め込みます。
インプラントを歯肉から出す手術を行います。
インプラントの上に人工の歯を装着します。
インプラントを長持ちさせるために、定期検診や歯のクリーニングを受けていただきます。